昨日はご予約が一件も入っていなかった。
不安になるより先に、
「今日は休みなさい、ということかもしれない」
そんな気持ちがふと浮かんだ。
ここ最近、どこかで疲れを感じていた。
大きな疲れではないけれど、
薄く、静かに、積もっていくような疲れ。
思いきって、急きょお休みにすると決めた。
その瞬間だった。
体の奥から、どっと。
言葉にできない重みが流れ出てきた。
ああ、やっぱり無理をしていたのだな、と
少しだけ自分に申し訳なくなった。
明日はマッサージに行こう。
温泉にも行こう。
日頃できない家のことも整えよう。
まずはマッサージの予約を入れる。
それだけで、休みは確定する。
万が一電話が鳴っても、もう揺らがない。
人をゆるめる仕事をしているのに、
自分をゆるめることは、どうしてこんなに難しいのだろう。
休むことに、どこか罪悪感がある。
動いていないと不安になる。
「何かしていないと」と思ってしまう。
でも、昨日一日を終えて思った。
心も体も、最高のコンディション。
ああ、これだ。
これが本来の私だ。
ゆるめる人が、まずゆるんでいること。
それがいちばん大切なのだと、改めて感じた。
疲れが出るのは、弱さではない。
ちゃんと生きている証拠。
今日は、静かに整った私で、
また誰かの肩にそっと触れたいと思う。

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